
Synergy of Steel(SYN)はドイツ系のアライアンスで、かってはJin’taan率いる7th Estateコアリションに所属していたことで知られています。
Insmotherの領土を取るという野望がコアリションと共に潰えた後、北西部に移動しBanderlogs Alliance、Razor Allianceなどと共にPhoenix Coalitionを設立、BOB(B2)同盟と対立し、ImperiumとWinter Coalitionの介入を招いた北部戦争を引き起こすきっかけとなりました。
B2同盟が崩壊後、Phoenix CoalitionはImperiumとWinter Coalition双方に対する中立宣言を宣言し、PureBlindはPanfamとImpeirumの北の緩衝地帯の勢力となっていました。
Freedom Repblicは以前DetoridにてWOMP攻略などで支援をもらったことがあり、南北の緩衝地帯勢力同士ということもあり同盟関係となっていました。
このPhoneix Coalitionは、Imperiumが南西部を放棄するという情報が出た際にかなり早い段階からDelve進出に向けて動いていました。GoonsがFreedom Republicとこれらの地域への移住を手引きしていたのに対し、SYNはおそらくInitiativeと交渉しDelve地域の分割について協議していた節があります。以降InitiativeはPhoenix CoalitionのDelve移住を支援することになります。彼らがなぜDelveに進出しようとしたのか理由はよくわからないのですが、Fraternityをはじめとする他の勢力と同じく、同じく単に新しいコンテンツを求めてきたということでしょう。
Freedom RepblicではSGGRNが輸送人員不足で現地での活動開始に手間とっている中、XIXとOnlyFleetはすばやくQueriousの領土獲得に動いていました。
ところが、OnlyFleet(OF)は独自にQueriousの領土獲得を進めており、自分らの友人たちである有象無象のコーポを呼び込んだため、Phoneix CoalitionやXIXと対立することになります。OnlyFleetの仲間のストラクチャをPhoenix側が攻撃をし始めたことをきっかけに対立は決定的となり、OnlyFleetは独立宣言を行い、Querious領土をめぐりPhonenix Coalition&XIXと本格的な戦争を始めることになりました。
この極めて流動的な情勢に対し、SGGRNはなんとも微妙な立場になっていました。基本的にはXIXと共にPhoenix Coalitionと同調していましたが、OFからも特に嫌われていなかったのでBlueを維持し、Queriousの領土の一部を譲渡されそこをNull金策の拠点としていました。
Delveをめぐる各勢力の攻防戦
とまあ、このような前置きを踏まえて、最近のDelveでの動向を軽く解説します。当初Phonenix CoalitionとFraternityがDelveのNPC領で激しく戦っていましたが、Phoenix CoalitionがDelve自領内のKeepstarにステージングを移し、FRTがProvidence方面に軸足を移したため、Phoenix Coalitionは次に北Delveの領土を持っているDrake(DR.LR)一派にターゲットを移しました。
しかしDR.LR側は隣のLowsecを拠点していることもありSov戦での抵抗が激しく、さらにOFがDR.LR側に加勢しストラクチャの維持も不安定になったので、SYNはAUTZでOFとはブルーのSGGRN名義でストラクチャとSovを取らせる戦法を取りました。
SGGRNは当初はSov戦に参加していましたが、SYNの戦術となかなか肌が合わず加えてDrake側にOFが加勢したのもあり、結局北Delveの戦闘はPhoenixに任せ、Delve移住に際して目標の一つであったKhnidやGenesisなどのLowsec月を狙うキャンペーンを始めることにしました。
SGGRNのLowsec侵攻
まず手始めに古くからここを根城にしているWhite Sky.が持っていたR64月のMoonDrill(Metenox)を攻撃しました。彼らは安全帯としてAUTZにタイマーをセットしていたのですがそこにAUTZのSGGRNが来たので驚いてタイマーを変更したので、次はWhite Skyと同盟関係でこちらも古株Shadow Cartelの月を狙うことにしました。
彼らもこの付近の月をAUTZにセットしていたのでこちらの時間で戦うことができ、初手は良い戦いができたのですが、そのうちにShadowCartelはCapitalを近隣に大量に配備しCapital戦では分が悪くなってきたので、SubCap中心で何度かMetenoxを撃ち幾度かFightに誘いだします。
WhiteSkyと違ってShadowCartelはタイマー時間を変更しないのは、おそらくEU・USTZだとBIGABに攻撃されることを恐れているようです。実際、一連の戦闘でBIGABがこの戦場に興味を持ちSGGRN側になにやら話を持ち掛けているようですが、我々としては過去彼らともさんざん戦ったので完全に信用できません。しかしAUTZで何度も戦うことにSC側もかなりストレスが溜まってきているようで、今後どのような戦略で来るのか見守りつつ、気づいたらR64月を求めて来たつもりかいつのまにかFightコンテンツ目当てになっています。
PhoenixのDelve掌握
9月に入るとDelveの方ではDrake側が徐々に押されてついにDelveの第3勢力領土を全てPhoenixが掌握することに成功。いよいよQueriousのOF領土奪取へ動き始めました。個々の戦闘ではDrake・OFはそれなりに戦果を挙げてきましたが、Phoenix陣営は未熟ながらも数が多く勢いがあり、長期戦ではOFサイドは徐々に劣勢になってきているようです。しかしQueriousはOFのKeepstarもあり今後援軍に何が来てもおかしくないのでこのままPhoenix優勢なのかは不明ですが、OFがこのまま疲れ切ったら一気にQueriousの地図は塗り替わりそうです。
このような戦況の中、両陣営からBlueのSGGRNはOFから譲り受けていた領土は一旦OF側に返すことになり、PhoenixとOFの戦いには一切関わらないようにすることにしました。とまあこういった経緯もあるので、SGGRNはQueriousの戦いが終わるまでは当面Lowsecでのキャンペーンを続けることになるでしょう。続く。
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