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【人治】Why WinterCo. can’t win the war?【国家】

【人治】Why WinterCo. can’t win the war?【国家】

by Apakamuy

この記事はApakamuy個人の意見を反映したものであり、NACHO AllianceおよびSiegeGreen.の見解ではありません。

先月かもう先々月の話になるかもしれないですが、第2次といえるLegacyとWinterCo.の戦争は結局WinterCoがDetoridの前線を維持できず押し切られ、結果Detoridの領土の大半をロシアンに明け渡すという敗北で終了しました。

前回の戦いもSGGRNは当時Wicked Creekに領土を持っていたSamurai SoldOutのよしみでWinterCo側で少し参加したことがあったのですが、TESTの強力な艦隊に対しWinterCoは元気はあるがスキルも統制も取れてない有様で、ものすごく絶望的な戦いをしていた記憶があります。

その後、停戦期間明けが近づいたころ、WinterCoはレジェンドクラスのFCであるEloKnightを招聘し、英語圏のプレイヤーも多く取り込んでリベンジマッチに臨んだわけですが、最初はいい感じに見えたのですがやっぱりダメだったようです。

SGGRNはSamurai SoldOutの解散に伴いWicked Creekの領土を譲り受けたきっかけで、正式にWinterCoに加入し、初期の戦いではErrestrianもメインFCを務めるなど積極的に戦線に加わっていたのですが、これから述べるWinterCoが勝てなかった理由の一つが原因で「去らざるを得ない」状況になってしまい、領土も手放して完全に撤退してしまいました。

そっから後に一気に戦況は悪くなっていったようですが、WinterCoはなぜ今回もLegacyに勝てなかったのか、我々は何を教訓とすべきか、またEVEOnlineを通じて見えるリアル政治の問題点も含めて、ここで書き残したいと思います。

1.軍事的リーダーシップの欠如

EloKightさんはメインFCに就任後、WinterCoが強い軍事力を持つために実に涙ぐましいほどの努力をしていました。中国語を話し積極的に中国人とコミュニケーションをとり、規律を徹底し、積極的に攻めのフリートを編成していました。
そんなかんだで前半はKill総額においては結構よい線いってたのですが、EloKnightが優秀な分逆にそれ以外のFCとのレベルが違いすぎました。

中国人FCは英語メンバーを率いることができず、英語のその他のFCは何をしたいのかわからないフリートでさまよい何時間も浪費するだけ。Low海賊のErrestrianが第2FCを務めないといけない有様で(本人は明らかにあまりやりたくなさそうだった)、結果我々も含めてEloとErrestrian以外のフリートには出る気がなくなってました。

それでもEloがイケイケならどうにか楽しめたのですが、Legacyの領土のSOV TimerはEUTZがメインで、通常違うTZに大人数を動員させるには相当なリーダーシップと多くの優秀なFCを必要とするので、Eloだけではどうにも攻めの流れに持っていけませんでした。その点Legacy側は人材には恵まれているのか積極に敵地のDetoridにストラクチャを係留し圧をかけ続け、24時間常に何かしら侵入してくるのでWinterCoは防戦一方でした。

Nullsecの戦争はやっぱり最終的には領土を取ることで決するので、結局は初めから勝てる流れにはなっていなかったと思います。

2.(主に)中国人プレイヤーの練度・規律の無さ

EVEのTQサーバーでは全体的に中国人プレイヤーはまだキャラ歴は浅いのでスキルに関しては仕方ない部分ありますが、さすがに今回の戦争ではムニンやイーグルくらいには乗れるようにはなってたと思います。ですが戦闘中にRecを回収するために艦隊から離れていくムニンを見るのは今まであまり見たことないので新鮮でした。

戦闘があると大量のT1ShipがRecを漁るために群がるわ、ゲートにフリートがランディングすると通常FCが言うまで飛んではいけないのですが必ず20隻くらい飛んでしまう、ステージング近くを通過すると勝手に帰ってしまう船が続出するわで、自分はそれをほほえましく見ていましたがやっぱりそれでは戦争には勝てないようです。

3.身内に甘い同族主義

さてこれがSGGRNを腹立たせ脱退した理由なのですが、もともとEloKnightのBlackLegionに所属していて、Eloと一緒にWinterCoに入っていた中国系コーポにInfinity Avengerというのがいたのですが、こいつらが突如LowsecのSGGRNのステージングの隣のシステムに移住してきました。

SGGRNはまだブルーのままだったのでいきなり攻撃されたのでWinterCoの首脳陣に言うとどうやら脱退したらしい?でもWinterCoのDiscordにはまだ連中は普通にいる。よくわからないでいるうちにInfinity AvengerはこともあろうにSnuffedOutとつるんでSGGRNのストラクチャを攻撃し始めました。

たまらずErrestrianはWiterCoに援護を要請するもWinterCoは要請を拒否、Infinitey AvengerはAltでいまだにDetoridで金策しているという有様で、さすがにErrestrianはブチ切れてLegacyに移籍するとか言い出してましたが、とにかく敵が同じ領土に住んでいてはとてもじゃないけどWicked Creekにいられません。

WinterCoはコアリションとして筋を通すべき規律より、同族を優先してしまったのです。我々はNullの戦いには飽き飽きしていたこともあり、まったくWinterCoにいる理由が無くなったので、やむを得ず侍の思い出の地の領土を放棄してWinterCoから去ることにしました。


結局WinterCoは破れ、Eloも失意のうちに去り、Vindictiveはじめとする非中華圏のメンバーの多くも離れていきましたが、全体のメンバーとしては流出には歯止めがかかってるようです、この結束力は同族の強さではありますが、今述べた点~現実の中華でも言えることなのかもしれませんが、これら改善できないかぎり彼らの時代が来るのはまだまだ先かもしれません。