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【EVE活遅刻組】My history – jon toraboruta

【EVE活遅刻組】My history – jon toraboruta

Nacho Alliance所属 jon toraborutaと申します。
この度個人のEVE活をブログで紹介されると言う事だったので投稿してみました。EVE活と言うより、これは自分史みたいな感じになってしまいましたが、Nachoに入社してこんな事をしました的なのを少しだけ紹介したいと思いますので、よろしくお願いします。

【EVEを始めたキッカケ】

リアル系のシミュレーションゲームが好きだった私は、酒を飲みながら面白いゲームはないかと探してると、ある2つの記事が目についた。

ひとつはEVEプレイヤーならほぼ大半の人が知っている”たった1人のクリックミスで起きた日本円換算すると約147万円~230万円相当もの損害額をもたらした大戦闘’’

私は俗に言うアサカイ組日本人勢の1人。

しかし、どこかのブログで見た私が本当に興味をもったもう一つは、”何年もの間、生産や輸送を生業としてきたベテランプレイヤーと、3ヶ月ほどみっちりPVPの戦闘訓練を受けた新米プレイヤー。双方を戦わせた結果、ベテランプレイヤーが新米にボコボコにされた”と言うそれだった。

【対人戦を求めて】

早速EVEをインストールし早くゲームをプレイしたいが為、酒に酔った勢いで何も考えず適当に名前とアバターをササッと仕上げ、チュートリアルを黙々と進めて行った。

1週間ほど戦闘ミッションばかりをこなし、ほんの少しだけUIの見方や船の操作に慣れてきた頃、どこかの企業に入って早くPVPを教えて貰いたいと思い、真っ先に目に付いた社員募集の広告で選んだのは、今は亡き日系大企業であったNeko Neko Honpo社の門を叩いた。

「PVPをしたくて入社申請しました!」

結果的に即採用され、PVP拠点の星系を教えてもらい、現着後に戦闘部門長とコンタクトを取るようにと告げられ、無知な私はカプセルのままとにかくローセクの現地へと足を運んだ。

数日間はフリート行動及びフリートコマンダー講習、操船方法やスキル方針、タレットの特性や防御方法など、基本的な事を教わり、ある程度実戦も踏まえ講習が終えた頃、最後にこう教わった。

‘’共有船であるPVP練習機リフター、シュラッシャーはいくら落としてもいい。とにかく練習し、なぜ落とされたか、なぜ勝てたのかを常に学習しろ。

仲間と一緒にヒャッハーする時は、とにかく戦力をギリギリまで隠せ。

そして、なるべく安い船を使い、それより高そうな奴を殺せ’’

就寝前にゲームのできる限られた時間だけを使った勉強会や少人数でのローミングなど、日々新しい発見の連続で毎日が楽しかった。そして私は他のコンテンツには目もくれずPVP行為にどっぷりとハマって行った。

その就寝前の数時間を使いローミングと仲間との雑談を楽しむのは、今も尚ルーティン化している。

【Nachoへの転機】

無防備な他プレイヤーに干渉したいと言うよからぬ欲求を果たすため、ハイセクにおいてわざわざ安全装置を外し、そこらに落ちてる残骸やプレイヤーに対し引き金を引き警察に成敗された、あるいはキルライトを行使されプレイヤーの手によって成敗されていた。にもかかわらず、こいつはその内に返り討ちにしてやろう!と言う逆賊的な思想が芽生えたのもこの頃だった。


Neko社が解散し途方に暮れた私は、いくつかのPVP専門会社を点々としたのち、しばらくの間ひとりローセクをローミングする日々を楽しんでいた。そんなある日、目に止まったのがNacho社員のゲートキャンパー達であった。


     

また大人数で遊びたい!当時私も参加し楽しい思いをさせてもらった日系PVP集団Vox Populi時代を思い出し、欲に狩られすぐにその場でNacho社員と個人会話をはじめ、入社して皆と遊びたいという旨を伝えると、すぐにTS3というボイスチャットサーバーに招待され、程なくして入社申請が受理された。

それまで、PVP艦を買うため堅気になりハイセクの石をコツコツと堀り浮いた金で買っていたが、ここはさすが大企業といった所で、金策の知識と幅が一気に広がり、その中でも惑星開発(PI)とNullsecのNPCラッティングシステムに目をつけ、しばらくはそれらで凌いでいた。

しかし、撃てそうなターゲットを見つけ気が付くと、さっきまでNullでNPCを狩っていた私の体はすでにローセクの拠点へと戻っていた。

常日頃からPVPを楽しみたいが為ローセクに入り浸り、形振り構わず他人に銃口を向け、またハイセクシステムでは他人が攻略中のDEDやミッション品を横取りしFPKを狙い、挙句は無防備な採掘艦にまで手を出し、沢山の悪事を犯した結果、SSも-9.9と救いようのないレベルにまで達していた為、当然ながら大人数で遊べるNacho社内ハイセクイベントは参加する事は出来なかった。

ところが、ローセクに拠点がありそこにも私と同じ殺しを求めている社員も存在していた為、時折彼らとローミングやゲートキャンプをしたり、自らフリートを建て少人数のFG艦隊で遊んだりするのが、唯一の楽しみでもあった。

そして、悪事を犯しても怒られない、なんの柵もなく自由に遊べるNachoは自分にとって本当に居心地がよかった。

【自分への挑戦】

落とされたっていい。とにかくやってみて、仲間と一緒にその時を楽しめて学習できればそれでいい。

ローセクに月資源採掘施設(アタノール)を構え、そこに誰でも乗れそうな統一されたFITの殺戮マシーンを配備し、採掘艦という餌をばら撒き、食いついてきた獲物を狩り殺す。参加者もほんの少しだけ稼げて、普段のローミングとはまた一味違ったPVPもできる遊びを仲間と一緒に楽しんでいた。

ある日、Discrodで雑談をしていると、こんな話を持ちかけられた。
”ローセクにある日本人のアタノールが海外勢から攻撃されるんだけど、ジョン君。援軍行ってみないか?”

その場に居合わせた幹部や社員と相談した後、自分がどれだけ出来るかを挑戦する事にした。と同時に初めてPC相手に戦いを挑む時のあの何とも言えない恐怖感をもまた感じながら、援軍先のFCにコンタクトを取り、密に作戦会議をはじめた。

Nachoにはドクトリンなどは無く、更に出撃日も近かった為あまり考える時間は無かった。そしてどうせなら社員全員で楽しみたい。そんな事を思い議論の結果選定した船は、低スキルでも乗れるよう設計したMerlin、それと上級者向けHarpyとシールド支援艦。来たい人は来てね程度の軽い内容で招集告知を出し出撃日を迎えた。

PVPの得意そうな者にはIntyやロジに乗ってもらい、フォームアップ作業も思いのほか順調に事が進み、気が付くとそこにはALTを含め40人近くもの殺気立ったNachoの輩たちが集まっていた。

援軍先の隊員達はすでに現地にて諜報作業をしており、私は軽く作戦内容を説明したあとアンドック指示を出し、攻撃艦隊は2ジャンプ程手前の星系まで行進し、そこで艦隊を隠すためステーションで待機させ、スカウト部隊を現地近くの各星系へと散らせた。アタノールの攻撃可能時間が来るまでの間雑談タイムが始まり、現地では敵方のスカウトらしき船も見え始めていた。

待機中の世間話やOV表示の話など色んな話が交わせれている中、私はそれにあまり耳を傾けず、時間が迫るにつれ高ぶる緊張感と共に今回の戦いについて考えていた。

”はっきり言ってどの程度の規模の艦隊が来るかわからないが、恐らく海外勢のパワーにこの艦隊で勝てないだろう。

ただ、どれだけ大勢の敵が来ても戦い、落とせそうな奴が居たら1隻でも見つけて殺し、FAXが来たり敵のリペアが間に合うようなら、見切りを付けて撤退しよう。俺ら安いしボコられてもいい。崩壊ギリギリまで艦隊戦を楽しもう”と。

フリートを解散したその日の終わり、私はいつもニコチン入りのVapeを吸っているんだが、もっとガツンと来るものが欲しくなり、コンビニに走り、嫁にバレないよう久しぶりに愛飲していたセブンスターというヤニを吸いながらキツめの酒を飲んだ。

【最高級の月資源】

ほぼ全員死を覚悟していた殴り合いの戦いになる予想とは裏腹に、合同艦隊のリンチ行為で終わった。

実は先に、もし勝利できたらこの戦いに参加した者に対し、最高級の月資源を掘らせてくれる。という報酬を約束していた。

月資源採掘日当日、援軍先FCが2社合同採掘艦隊を編成し、鈍足な採掘艦隊の足並みを揃えながら現地へとむかい、無事に採掘現場に着きいざ掘り始めると、それは今まで体験したことがないほどの高額な石をガンガン掘れて、皆が驚いていた。

数時間ほど採掘作業をしながら、今回の戦いの事を振り返ったり、お互いのコーポの話をしたりと、楽しい雑談タイムが過ぎていき、最終的に全員の掘った石を集計してもらい、高額な報酬が支払われ、皆の懐も温まりとてもいい経験をさせて頂いた。

最後に、援軍艦隊に参加してくれた全員に対して感謝の気持ちを伝え、自分への挑戦はひとまず終わった。

そして数日後、彼は私に特別な報酬を与えてくれた。

【Nacho Alliance.】

アライアンスポリシーに違反しない限り、何でも出来て、柵が無い自由な会社です。

多種多様な金策環境と、各職の専門家達による情報提供。更には専門コーポへの昇進など、貴方が楽しむ為の選択肢を沢山与えてくれます。

また、有志によって開催されるコープ内イベントもあり、PVEエンドコンテンツであるインカージョンはもちろんの事、フリーゲートやクルーザーを使用したPVPローミングフリート、季節のイベントを攻略するフリート。深宇宙探検イベントなどなど沢山あります。

もちろん貴方もイベントを企画し、主催する事も可能です!

それと、なんと言っても人数が多く、みんな親切丁寧に物事を教えてくれます!

きっと貴方にも気の合う楽しい仲間が出来、楽しいEVE活を送れると思いますので、ぜひ我社の門を叩いてみてはいかがでしょうか?

Nacho Alliance一同、心より貴方の入社をお待ちしております。