本記事はおなじみCraken Vの戦況解説動画の内容を基に構成した戦況記事です。


ドローン地域の戦況が、この2週間で大きく動いた。傭兵勢力(Only Fleets、Deep Water)が撤退したことで、RMC(Red Menace Coalition) 連合は B0SS Alliance および 対RMC連合のために復活したあのSkill Urself 系陣営という強敵と単独で向き合うことになった。

両者の主力アライアンスがアイスランドのファンフェスで留守にしている隙を突き、RMCはパージェンス(Perrigen Falls)地域で領土を広げ、B0SS本拠地の目前まで迫ることに成功していた。

その間、RMCの新たな協力勢力として名乗りを上げた Insidious.(EVIL.)は、いくつかのコンステレーションを一時的に奪取した。ただし維持できたのはわずか2ヶ月ほどで、現在残っている星系もほんの数個という状況だ。

B0SS陣営帰還、そしてタタラをめぐる激戦

ファンフェストから戻ったB0SS陣営は、パージェンス中枢での長期戦を避け、ほぼ無抵抗で領土を明け渡した。唯一激しい攻防となったのがXL級ストラクチャーで、RMC・B0SS・Skill Urself系の三者がここでぶつかり合うことになる。

アーマータイマーの局面でRMC側がなんとかタイマーを最終局面まで持ち込んだものの、そこで艦隊指揮官(FC)が重大な判断を迫られた。敵地の奥深くにいながら、自軍のドレッドノートはまだジャンプ可能なタイマーが明けておらず、一方で敵はまさに自分たちへブリッジしてこようとしている——典型的な罠にはまった状況だ。結局RMCは主力艦を見捨てて撤退を選択し、B0SS・Skill Urself側が残されたドレッドノートを刈り取った。この戦闘だけでRMC側の損失は1T ISKを超え、対する敵側の15B ISKを大きく上回った。それでもタタラの最終ストラクチャーは陥落し、決着は次の最終タイマーに持ち越された。

大艦隊会戦——数百億ISK規模の激突

双方とも300人規模の艦隊を投入し、B0SS側はスーパーキャリアーまで投入する本気度。RMCは新戦術としてApocalypse Navy・Megathron・Vargurを中心とした重装甲艦隊で挑んだが、開戦直後からB0SS側が積極的にワープインし、乱戦に発展。RMC側は途中でキャピタル・ロジスティクスを見捨てて撤退を図るも、B0SS側の的確なワープインドロップにより追い詰められる。

象徴的だったのが、あるヘビーインターディクターの動き——爆撃機隊の直前でバブルを展開してしまい、結果的に1T規模の艦隊を犠牲にする事態を招いた。最終的な損失はRMC側がおよそ1T ISK・撃墜されたApocalypse Navyは68隻に対し、B0SS・Skill Urself側の損失はApocalypse Navy・Karu・戦艦数隻程度と、圧倒的な差がついた戦闘となった。

離脱するInsidious.、コバルトエッジへ

この激戦の裏で、Insidious.(パイロット数6,000超、アクティブ約1,000人規模)は WinterCo 連合からの離脱と、コバルトエッジ(Cobalt Edge) への独自進出を発表。数十隻のMuninnで挑んだ艦隊は、Skill Urself系陣営どころか周辺の弱小勢力にすら苦戦し、最初のFortizarは無抵抗で陥落。アストラハスも次々と破壊され、最初の1週間で確保できた星系はコバルトエッジ中心部のわずか1つのみで、これもすぐに奪還されてしまった。

Insidious.は現在もBranchを主拠点としつつ、Cobalt Edge方面へ複数星系の主権を確保しようとする動きが確認できる。WinterCo側はInsidious.全メンバーの受け入れを9月1日までに打ち切る方針を示しており、Insidious.は締め切りが迫るなか、強豪の後ろ盾なしに自力で領土を切り開くか、あるいは領地・ストラクチャーを持たないまま放り出されるか、という厳しい選択を迫られている。

RMC陣営の混乱と、相次ぐストラクチャー喪失

一連の敗北を受け、RMC陣営には焦りの色が見え始めた。深夜、RMC傘下のあるアライアンスがOuter Passageに4基のFortizarを一度に設置しようとしたが、いずれも各個撃破される事態に。同じ頃、B0SS・Skill Urself側は別の場所で防衛艦隊を相手にしていたにも関わらずだ。

さらに国境付近の重要拠点Fortizarも無抵抗で陥落。パージェンス地域では、Insidious.勢力を排除した後、B0SS陣営がRMCの本拠地に最も近いFortizarの排除に着手している。

印象的だったのは、ある最終タイマー直前の撤退劇だ。数時間かけて艦隊を集結させ、キャピタル艦、数百人規模のパイロットを投入しながら、タイマー開始のわずか数分前に全軍が本国へ撤退。Fortizarは無抵抗のまま敵の手に渡った。

RMC内部で高まる不満の声

新たな激戦の始まりを受け、RMCは会議を開き、メンバーに改めてキャピタルシップの生産を呼びかけた。艦隊規模で敵を圧倒するための増産要請だが、同時に月間の必須参加フリート数(いわゆる「ノルマ」)の導入や、招集がかかれば強制参加、応じないならクライアントを閉じて他のゲームで遊んでくれ、という運用方式の導入も近いとささやかれている。

とはいえB0SS側にも隙はある。RMCにとって都合の良い時間帯の早朝タイマーでは、RMC側がしっかり艦隊を集めて敵の攻撃を撃退し、ドレッドノート7隻を含む95B ISK超の損害を与えたケースもあった。

この2ヶ月間の累計損失統計では、依然としてB0SS・Skill Urself系陣営が大差をつけてリードしている状況だ。

現在の戦況とコアリション内の空気

直近2週間だけでもRMCは国境地帯を中心に8基のFortizarを喪失しており、これによりB0SS・Skill Urself系は小規模ストラクチャーの掃討を加速。パージェンス地域の拠点を制圧したB0SS陣営は、いよいよRMC本国国境の要である3つのコンステレーションへと迫りつつある。

RMC連合内部でも不満が表面化している。主力アライアンスのパイロットたちからは、協力アライアンスの参加率の低さを問う声が上がっており、「11の敵勢力に対して味方はたった8しか来ないのはなぜか」といった率直な疑問も飛び交っている。艦隊の8割を主力アライアンスのパイロットが占める状況が続いており、対する敵側は互角の人数を揃えてくる場面もあるという。

こうした損失の増加を受け、一部の士官はルート(戦利品)回収を巡ってパイロット同士でトラブルになる場面も見られたとのこと。加えて資源(オゾン系アイスなど)の枯渇も深刻化しており、採掘協力の呼びかけも出ている状況だ。

まとめ

この夏はドローン地域にとって、間違いなく激動のシーズンになりそうだ。RMC連合、Insidious.、B0SS・Skill Urself系陣営を取り巻く状況は今後さらに動きそうで、引き続き現地の情勢を追っていきたい。


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