ESIとサードパーティーツールについて
ESIベースのサードパーティーツールは、EVE Onlineのゲームプレイを大きく豊かにする重要な要素となっています。これらのツールを適切に活用することで、より効率的で楽しいゲーム体験を実現することができます。
実はずっとSeATについての解説と導入について記事を書きたいと思っていたのですが、いきなりSeATについて書いてもたぶん誰もついてこれないと思ったので、まずは例のごとく今回もAIの助けを借りて、EVEOnlineのAPIを活用したサードパーティーツールについて解説した記事を出したいと思います(先は長い。そもSeATのニーズある日本人プレイヤーなんて何人いるのやら)。
ESIとは?
EVE Swagger Interface(ESI)は、EVE Onlineが提供する公式APIです。以前のXMLやCRESTに代わるものとして導入され、現在のEVE Onlineにおけるサードパーティーツール開発の基盤となっています。ESIを通じて、キャラクターやコーポレーションの情報、市場データ、戦闘ログなど、ゲーム内のさまざまな情報にアクセスすることができます。
主なサードパーティーツール
コーポレーション管理ツール
- メンバー管理と権限制御
- DiscordやMumbleとの連携
- フォーラムアクセスの管理
- 資産追跡と監査
- スキル管理
- 活動ログの分析
- セキュリティ監視など
市場分析ツール
- リアルタイムの市場価格情報
- 価格履歴とトレンド分析
- 地域間の価格比較
- 在庫評価
- 契約物の実際のJita市場価格の算出など
産業支援ツール
- 製造ジョブの追跡
- 製造コストの計算
- 利益率の分析
- 市場需要の予測
- 惑星開発の計画
- 効率的な採掘ルートの提案など
PvP支援ツール
- キル履歴の記録
- 戦闘ログの分析
- プレイヤーやコーポレーションの戦績
- フィッティング情報の共有など
PvE支援ツール
- ミッション情報のデータベース
- NPC戦闘ガイド
- 報酬情報
- 戦術アドバイスなど
スキル管理ツール
- スキル訓練の計画
- 艦船スキル要件の確認
- スキルキューの最適化
- キャラクター比較など
ESIを使った各種ツール例
初心者向け推奨ツール
- Janis – アイテムの価値を素早く確認
- zKillboard – 戦闘情報の学習
- EVEMon – スキル訓練の計画
- pyfa – 艦船Fitシミュレーションツール
商人プレイヤー向けツール
- EVE Tycoon – 市場価格の確認
- dotlan – 星系情報や移動ルートの最適化
生産プレイヤー向け
- Fuzzwork – 原材料計算
- Isk per hour – 製造原価の管理
- EVEOnline Excel Add-in - Microsoft ExcelにESIを読み込むアドイン
上級者(コーポレーションリーダー)向け
- SeAT – 包括的なコーポレーションマネジメント
- Alliance Auth – アライアンス単位でのメンバー認証
ESIツールの安全な使用
セキュリティ上の注意点
ESIツールの多くはプレイヤーが無償で開発しています。そのため開発者がEVEを引退したり、リアル事情やサーバー維持費の経済的負担等の理由で開発が止まるケースが多いです。また特定勢力の息がかかったプレイヤーの開発するアプリへのESIの提出は、情報が盗まれスパイ活動に利用されるリスクも考えられるので、これらのツールに自分のキャラクターのESIを登録して利用する際は注意しましょう。
- 信頼できるツールの選択
- 広く使われているツールを優先
- 開発者がゲーム内勢力で中立的かどうかを確認
- コミュニティの評価を確認
- 運用期間とアップデート履歴の実績
- アクセス権限の管理
- 必要最小限の権限付与(ESI登録時に不要なロールを求めていないか必ずチェック)
- アプリの定期的な権限の見直し
- 不要なアプリのアクセスの取り消し
- トークン管理
- 使用していないアプリのESIトークンの削除
(ESIを提供しているアプリはhttps://developers.eveonline.com/authorized-appsで確認できます)
これらのツールは、EVE Onlineの複雑なゲームシステムをより楽しく、効率的にプレイするための重要な要素となっています。特に初心者の方にとっては、ゲーム内の複雑な要素を理解し、スキルアップや生存率など多くのハンデを乗り越える助けとなりますのでうまく活用していきましょう。
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