南東条約(The South Eastern Agreement)
条約失効後とEquinox移行期間の南東情勢
【南東情勢】Detorid侵攻作戦

はい。ひさしぶりです。

ようやく我がアライアンスに関する活動報告、といってもハイセクやWHはこれといったドラマ性のある事件もなかったので、今回もSGGRNに所属しNullsecに住んでいるB-PIXの話になります。

といいつつNullsecも、Detoridに移住して以降は取り立てて大きな戦いもなく割と平穏な日々でしたが、ここにきて周辺が騒がしくなり、しっかり我々も巻き込まれているので、そこらへん含めて最近の南東部動向を書いていきたいと思います。

Weckd CreekとScalding Pass

我々SGGRNとLegion of xXDEATHXxOnlyFleets.で構成される中立勢力Freedom RepbulicがDetoridに展開していた頃、その隣接リージョンであるWicked CreekとScalding Passは小勢力がひしめく最後のNull聖域となっていました。我々はここのSovを取る気はなかったのですが、近場のおいしい月は欲しかったのと、Detoridはラッティングにあまり適したSSのシステムが少なく、SGGRN内のラッティング大好き中華勢の要望もありWickedCreekの一部のコンステレーションを獲ることにしました。

ちょうどその頃、元々Scalding Passの隅っこに領土を持っていたDeepwater Hooligans(BIGAB)が領土を拡大し始めました。

おそらくEquinoxで自動月堀機Metenoxが実装されたので、不労所得で置きまくろうという魂胆があったのでしょう。Scalding PassだけでなくWicked Creekの大半の領土を攻め立て、最後まで残っていたTriumvirate等の勢力はまたたくまに追い出されてしまいます。BIGABはWicked CreekにてSGGRNの領土と隣接することとなり、必然的に両者で小競り合いが発生しはじめました。

BIGABのストラクチャタイマーはUSTZ(日本と14時間くらいの差)なので、ハルタイマーを土曜日朝に合わせるように平日に撃ち、毎週のようにコアリションでCTAをかけ(OnlyFleetはUSTZ)攻撃をしかけました。

アクティブ300以上で今やSnuffより勢いがあると言われるBIGABも、元々Lowsecメインで毎回Nullに来るのに疲れたのか、そのうち徐々にフリートのメンバーが少なくなっていきました。
最後までこちらのストラクチャーを攻撃してきていたMutiboxプレイヤーを完全撃破すると、彼らのNull活動はほぼ停止し、Scalding PassとWicked Creekの領土は放置され空白地帯となりました。

こうして、再び各勢力がこの地域を物色しはじめることになるのですが、Wicked CreekではOnlyFleetが多くのSovを取得し、SGGRNはめぼしいR64月にあったBIGABのMetenoxを建て替えて、月の利権を確保します。

2025年5月末時点のWickedCreek。VAGORやGWCSといった勢力は我々とBlue等の協定を結んでいる。ImperiumのFNTが1システム持っているのがいやらしい。過去にPHがここのFortizarを攻めたが撃退されている。

一方Scalding Passはというと、気づいたらPandemic Hode(PH)が徐々に侵入しBIGABの領土を獲り始めていました。
こうなると当然Imperiumが見過ごすはずもなく、彼らもScalding Passに拠点を構築し両勢力の小競り合いが始まることになります。

Insmother侵攻第1週の動向

5月25日にImperiumがついに、PHとその同盟が保有するInsmother地域への侵攻を発表。State of the Goonion直後にSuper艦隊の移動作戦が開始されました。当初はCurseのOSHT-Aまで進出し、その後例の囮作成のKeepstar係留で、Scalding PassのN3-JBXに進出しました。

最初の数日間EUTZで戦闘が発生し、水曜日の大規模USTZにおける戦いでは、PanFamはSovタイマーを争わず撤退。あっというまにImperium側がScalding Passの19のシステムのSovを獲得してしまいました。

一方のPHはEtherium Reachの南端、Insmotherに接するG-QTSDにSuper艦隊の拠点を置いたようです。Insmother隣接といってもここは両リージョンが結構離れているので、PanfamのSuper艦隊がInsmotherに行くにはNPC Null領であるGreatWildlandsを経由してジャンプしないといけません。

そこで、ImperiumはすぐさまGreatWildlandsのHB-1NJにあるPanfam Keesptar前にFortizarを係留します。
おそらくGreatWildlandsにあるPanfamのKeepstarを破壊して、Panfam勢力を完全にドローンリージョンに追いやるのがImperiumの最終目標のようです。

Panfamの動きを見るにSuperの最終前線をドローンリージョンにしているようですので、Insmotherはおそらく初めから諦めているようです。

ImperiumはさらにInsmotherに近いX2-ZA5にもKeepstarを係留。InsmotherのPanfamストラクチャに対する攻撃を本格化しています。

Wicked Creekに対するImperiumの要求

とまあ、我々としては勝手にやってもらってどうぞ、という感じだったのですが、実はState of the Goonionを出す直前にGoonのボスであるAsherからSGGRNにとんでもない要求が届いていました。

「Wicked Creekの領土をImperiumに売り渡すこと。またはImperiumの配下にはいるか、さもなくば我々と戦うか」

なんで?Wicked Creekなんて今回の戦争関係ないやん…。 通るだけなら十分他にシステムあるし、ただでさえ一度要求を全て呑んで引っ越してやったのにこの足元を見た態度にはさすがに頭に来たのですが、次の日にはRedditにリーク情報として以下の内容が流されていました。

To every neutral in the stars—choose a side, or be swallowed in the tide.
星々の中で中立の立場を選ぶか、潮の流れに飲まれるか。

このように内と外から相手を揺さぶるやり方はいかにもなアメリカ人的外交手法ですが、予想するに、どっかの中小勢力がImperiumに取り入ってここら一体の利権を懇願してるんじゃないかと思います。

表向き中立地帯といっても、実際は双方の勢力が影響下にしようとしている訳で、このままNullsecは完全にブルードーナッツになってしまうのでしょうか。最後の砦、Freedom Republicの生き残り戦略が続きます。

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